【第14回】
「ミクロ経済学と東大のコンサル会社」
12月17日(金)19:00オンライン開催
渡辺 安虎(わたなべ やすとら)先生
(東京大学大学院経済学研究科教授・東京大学エコノミックコンサルティング取締役)
【講師】
1974年愛知県生まれ。ペンシルベニア大学PhD(経済学)。ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院助教授、香港科技大学HKUSTビジネススクール准教授、アマゾンジャパン合同会社シニアエコノミスト・経済学部門長を経て、2019年より経済学研究科教授。2020年8月に設立された東京大学エコノミックコンサルティング株式会社の設立に関わり、その取締役を兼任。
【概要】
今年8月に東大の子会社として東京大学エコノミックコンサルティングが設立され、経済学・会計学・マーケティングといった分野の研究成果を活用した経済コンサルティングサービスを民間企業、政府、国際機関、法律事務所等のクライアントに提供しています。具体的には需要予測、価格戦略、政策評価、機械学習に基づいた倒産や不正会計予測、マーケットデザイン、ナウキャスティング、独占禁止法等の法規制、計量・行動マーケティングなどのサービスを提供しており、これらの基礎となっているミクロ経済学・実証経済学の進化とある種の「工学化」についてお話したいと思います。